教習内容 一級 二級

通常は1~2人の少人数の授業

教習内容は同じでも、面白く楽しい授業ほどよく理解でき身につきます。

本来、新しい知識や操縦技術などを身につけることは楽しいことです。それには授業内容が正確でわかり安いこと、楽しい雰囲気、少人数での教習が必要です。海ナビ小型船舶教習所ではこの点を常に重視しています。

実技は完全マンツーマンで行います。

*但し、割引デーの学科教習日1日のみは4人を超えることがあります

 

学科 「海ナビの教習は面白い」の評価を

海ナビは楽しい教習で、小型船舶の船長として必要な知識が良く身につくよう努力を重ねています

資格取得の講習会の教習内容の評価は、一般的には余り良くない感想が多いですね。「話に何の工夫もなく退屈な時間を我慢させられた」「資格がほしいから我慢した」という感想をよく聞きます。私たちは受講生の皆さんの貴重な時間を我慢を強いる時間には絶対にしたくありません。

ベテランの教師が教習を楽しい時間に変えます。知らないことを知る喜び、なぜそうなのかがわかる楽しさを実感出来る授業をおこないます。

安全上必要なことは、独自の教習内容を作り教習します

学科教習は、教科書に沿って必要な内容をわかりやすく学習できるようにお話しするのは当然ですが、それにとどまらず、この地域にできるだけ具体化する。最新の状況に合わせて教科書に載っていないことでも必要なことは学習します。

 

 

2級学科教習内容

学習する項目は、以下の通りですが、教科書に掲載されていることだけではなく、東海地方に具体化するとどうなるのか、特に伊勢湾・三河湾で安全なボートライフを楽しむためには、どういう点に注意が必要か、危険な箇所はどこかどこを通れば安全かなどを出来るだけ具体的にお話しし、実際に役立つ教習に力を入れています。こうした努力が「面白かった。楽しい講習だった」と言って戴ける理由だと思います。

上の画像は、名古屋港の防波堤の入り口の信号です。Fが点滅している状態ですから出入り自由なフリーの時間帯です。 Iが点滅すると大型船が入ってくる時間を、Oが点滅すると大型船が出て行く時間であることを知らせます。

 

第1編 小型船舶の船長の心得及び遵守事項

               (2時間の講義)

 

1 水上交通の特性

2 小型船舶操縦者の心得

3 小型船舶操縦者の遵守事項

 

  第2編 交通の方法 

              (4時間の講義)

 

1 一般海域での交通の方法(海上衝突予防法)

2 港内における交通の方法(港則法)

3 特定海域での交通の方法(海上交通安全法)

4 湖川及び特定水域での交通の方法(都道府県条例)など

 

   第3編 運航

              (6時間の講義)

1 小型船舶の操縦

2 航海の基礎

3 船体、設備、装備品

4 機関の取り扱い

5 気象・海象

6 荒天時の操縦

7 事故対策

 

*自動車の免許を取得する教習と比べると、交通の方法以外に航海の基礎やエンジンの基礎知識、気象海象など安全に航海を終わらせ無事に港に帰るための幅広い知識や能力が必要なため学習する範囲が広いのが特徴です。


学科教習が終了してから修了試験を行います

2級の学科修了試験問題数は合計50問です。

小型船舶の船長の心得及び遵守事項 12問

交通の方法            14問

 

運航               24問

合計50問の問題を試験時間1時間10分で行います。

合格の基準は各科目とも50%以上で総合65%(33問)以上です。

 

 

 

実技教習は完全マンツーマンで行います

ボート免許の教習は、免許を取得さえすれば良いというものではなく、安全に航海ができる実力を身につけることが重要です。

 小型船舶免許の取得は、あくまでもボートライフの入口に立ったに過ぎません。

 

 優れた船長に 

大切なことはこれからのボートライフを小型船舶の船長として誇りを胸に、船の最高責任者としての自覚を持ち、常に安全な航海に徹し、毎回何のトラブルもなく安全に港に戻ってこられる技能や知識を持つ、百戦錬磨の船長に成長していただくことだと思います。

 

 出来るようになるまでしっかりサポート 

海ナビ小型船舶教習所は、受講者お一人お一人の到達点に合わせ、「できるようになるまで、理解していただけるまで」教習をおこないしっかりとサポート致します。マンツーマン指導はそのために必要です。

 実技の実際の操船では初心者の方には、中速から高速でおこなう「蛇行運転」や低速での正確な操船が求められる「人命救助」、低速での速力調整やハンドル操作を予想しながら行う「着岸」などはむつかしい課題です。

受講者の皆さんにはそれぞれ得手不得手や個性がありますから、「私は、着岸が苦手」「私は、蛇行運転のハンドル操作が苦手」「人命救助がうまくいかない」など受講者に皆さんは上達するための課題が違います。不得手な課題を集中的に練習出来るのもマンツーマン指導の良さで、繰り返し頑張っていただくことで、終了時には上手にできるようになります。

ベテランの教員が受講者お一人お一人に合わせた質の高い教習を目指して努力しています。

 

 実習項目は以下の通りです。殆どの方は時間内に十分終了審査をパスできるようになりますが、なかには、学科は大変優秀なのに実技はどうも苦手という方がいらっしゃいます。そういう方には無料の補習をさせて戴き、必ず終了審査にパスできるところまで練習して戴きます。

1 小型船舶の取り扱い

1)発行前の点検

2)機関の運転

3)トラブルシューティング

4)解らん・係留

5)結索

6)航海計器の取り扱い

 

2 操縦

 安全確認

(1)基本操縦

1)発信・直進・停止

2)後進

3)変針

4)蛇行

 

(2)応用操縦

1)人命救助

2)避航操船

3)離岸

4)着岸 

上の緑色のブイは左舷標識です。水源に向かって航路の左端を示しています。左の湾岸高速の下の赤いブイは右舷標識です。航路の右端を示しています。大型船は水源に向かって右側に赤いブイを左側に緑のブイを見て通ります。

港の航路は大型船が通ります。

赤ブイと緑ブイの間の航路は深く掘り下げられています。写真のトリトンの下は深さ12mですが、超大型船が出入りする防波堤の付近は15mの深さに掘り下げられています。

大型船は航路内でなければ乗り上げてしまうので慎重に正確に通っています。邪魔をし内容にしましょう。


実技教習が終了してすぐ、その場で実技の修了試験です

実技の科目別の配点は、

小型船舶の取り扱い60点

基本操縦    120点

応用操縦    120点 です。

 

合格の基準は、試験科目別の成績が配点の60%以上で、成績の合計が配点合計(300点)の70%以上(210点)で合格です。

実技の感覚が忘れないうちに出来るから有利です。