小型船舶免許は 特殊小型 2級小型 1級小型 の3種類

特殊小型船舶免許

(水上バイク)

ジェットで水面を爽快に駆け抜けたい方、仲間とウェイクやバナナボートでマリンスポーツを楽しみたい方は特殊小型免許を取得。

2級小型船舶免許

レンタルボートを借りてバスや海釣りをしたい方、仲間とウェイクやバナナボートでマリンスポーツを楽しみたい方は2級小型免許を取得。 

1級小型船舶免許

小型船舶免許のトップライセンス。

将来は遠くに出てカジキなどの大物を釣り上げたい方は始めから1級小型免許を取得。 


小型船舶免許取得2つの方法

国家試験免除コース? それとも受験コース?

小型船舶操縦免許証を取得する2つの方法

一つは 国家試験を直接受験し合格する「国家試験受験コース」

もう一つは、海ナビ小型船舶教習所のような国土交通省に認められた登録教習所で所定の時間講習を受け、続いて修了審査を受けて合格する国家試験免除コースがあります。

どこが違うのか

「国家試験受験コース」は、ボートスクールなどで学科と実技の教習を受け、1~2週間後の試験日をめざし自宅で受講した内容の学習(学科は教科書と問題集で学習、実技は操船のイメージトレーニング)をして試験に備え、試験会場に出向き受験し合格します。緊張や一発試験に強い人向けといえます。万一、不合格の場合は約1ヶ月後の試験日に向けて受験に必要な書類と試験料を添えて受験申請し受験します。

「国家試験免除コース」は、登録教習所で所定の時間教習(二級は学科12時間、実技4時間の2日間。特殊は学科6時間、実技1.5時間の1日半)を受け、引き続き行われる修了試験を受け合格します。 海ナビの合格率は99%以上ですが、万一修了審査に不合格な場合は、海ナビ教習所では、その場で補習を受け再度修了試験を受けていただき合格するまで責任を持ちます。 海ナビ教習所では、補習や再試験の費用は戴いておりませんが、学科の新しい問題料(国が認めた試験問題制作団体への支払い)1500円のみを戴きます。

乗れるボートの大きさ(種類)と航行できる距離

 

特殊小型船舶免許

2級小型船舶免許 1級小型船舶免許   

乗れる船の

大きさ・種類

 水上オートバイ(エンジン出力制限なし) 水上オートバイを除く20トン未満の船舶。(エンジン出力制限なし)(レジャー用は24m未満まで)  水上オートバイを除く20トン未満の船舶。(エンジン出力制限なし)(レジャー用は24m未満まで)
航行区域 海岸から2海里(約3.7km)以内 海岸から5海里(約9km)以内。及び平水区域 すべての水域
取得年齢 16歳以上 16歳以上(但し18歳までは5トン未満) 18歳以上
特徴 水上オートバイを仲間と一緒に爽快に走らせたり、ウェイクボードやバナナボートで楽しんだりできます。伊勢湾・三河湾は平水区域なので海岸から2海里以内をどこまでもツーリングできます。外海は、沖に向かって2海里以内、安全に発着できる地点から右と左に15海里以内です。 魚釣りやマリンスポーツが楽しめる海の普通免許。伊勢湾・三河湾内は、平水区域なのでどこでも自由に航行できます。外海は海岸から5海里以内を船舶検査証書に記載されている航行区域の範囲で航行できます。沿岸小型船は5海里内の沿岸をどこまでも。もちろん琵琶湖もOKです。 外洋まで航行できる小型船舶のトップライセンスです。5海里よりも少し離れたところにある魚礁などに釣りに行くには一級が必要です。カジキなどの大物釣りや島へのロングクルージングなど海を本格的に楽しみたい方に最適です。はじめから1級を取得できます。

免許取得に必要な時間と費用

特殊小型 2級小型 1級小型 取得に必要な日数と費用
  特殊小型  2級小型    1級小型

進級

(2級→1級)

進級

(5級→2級)

受講必要科目

学科(特殊)

・実技(特殊)

学科(一般)

・実技

学科(一般)(上級)

・実技

  学科(上級) 学科(一般)
学科教習日数

  1日

    1日半

    3日

   1日半 1日半
実技教習日数

  半日

   半日

    半日

   免除 免除
受講料(教材含む)

    61,900円

  111,600円

  161,400円

    34,400円 34,000
免許等申請手数料      8,100円     8,400円    8,600円     8,600円 8,600円
合計

   70,000円

  120,000円   170,000円    43,000円 42,600
2級小型と特殊をセット 1級小型と特殊をセット 取得に必要な日数と費用
  2級と特殊セット 1級と特殊セット
 受講必要科目

 2級 学科(一般)と実技

特殊 学科(運航のみ)と実技

1級 学科(一般と上級)と実技

特殊 学科(運航のみ)と実技

学科教習日数 2級と特殊で2日 1級3日と特殊半日
実技教習日数 2級半日と特殊半日 1級半日と特殊半日
受講料(教材費含む)     161,400円      191,200円
免許等申請手数料      8,600円       8,800円
合計     170,000円      200,000円

お申し込み前の確認事項 (身体適正の基準)

 視 力

 左右共に0.5以上。一眼が0.5未満の場合は、他眼の視力が0.5以上かつ視野が150度以上あること。(メガネ等、矯正可)

 

 色 覚

 夜間において船舶の灯火の色が識別できること。

 

 聴 力

 5mの距離で、話声語の弁別ができること。(補聴器可)

 

 疾病および身体機能障害

 軽症で小型船舶操縦士の業務に支障がないこと。

 

※色弱の方、身体に障害のある方は、事前にご相談ください。

※心臓疾患、眼疾患、脳疾患がある方は必ず事前にご連絡頂きます様お願いします。(専門医の診断書が必要になる場合があります) 

※運動機能に障害のある方は、試験機関の検査が必要になる場合があります。

 

 

免許取得の流れ

受講の申し込み 

海ナビ小型船舶免許教習所にメールまたは電話で、ご希望の受講日を伝え日程の打ち合わせを行います。

受講に必要な書類をお送りします。又はダウンロードしてください

必要書類等の準備・提出 

必要書類と費用を期日までに海ナビ小型船舶教習所に提出します。書類は郵送または事務所に持参してください。費用は振り込みまたは書類と一緒に持参してください。持参いただく場合は事前にご連絡ください。

教習等を受ける 

教習を所定の時間受講し修了試験に合格してください。二級小型は、学科1.5日、実技半日です。

通常は2日 とも 朝8時から海ナビの事務所で行います。

学科先行コースは、初日に学科教習8時間受講し、2日目に実技と学科を半日ずつ受講し、その後修了試験で午後6時頃に終了します。

実技先行コースは、初日に8時から実技と学科を半日ずつ受講し、実技はその日に修了試験を受けます。二日目は、8時から8時間学科教習を受け終了後に学科の修了試験を受けます。 

約2週間後に免許証が発行 

教習修了後の最初の火曜日から国等へ免許発行の申請が始まり、約2週間後にはご自宅等へ免許証をお送りします。